プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)の副作用

■ 服用の注意事項

1)うつ病、うつ状態又はその既往歴、自殺念慮又は自殺企図の既往歴を有する方は、プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)の使用に際して必ず医療機関に御相談下さい(本剤との因果関係は明らかではありませんが、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されています。)

2)肝機能障害がある方は、プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)の使用に際して必ず医療機関に御相談下さい(主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある方が服用した場合の安全性は確認されていません)。

3)前立腺がんの検診を受ける方は、プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)を服用していることを医師に必ず伝えて下さい(前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA値が半減するため、前立腺がんを見落とす危険性があります)。

4)プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)を妊婦が服用すると、薬理作用(DHT低下作用)により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす可能性があります。

5)本剤が粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は取扱わないでください。通常はコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いで有効成分に接触することはありません。

<プロペシア・フィナステリド(ジェネリックプロペシア)を使用できない方>

  • ・本剤の成分に対し過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方。
  • ・女性、未成年者。
  • ・1ヶ月以内に献血の予定がある方。
  • ※肝機能障害のある方。 うつ病、うつ状態又はその既往歴、自殺念慮又は自殺企図の既往歴の有る方はプロペシア(フィナステリド)を使用できない場合があります。
  • 妊婦、妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性、未成年者は薬に触れないで下さい。

■ 副作用

48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退 3 例(1.1%)、勃起機能不全 2 例(0.7%)等であった。

(1)重大な副作用(次のような症状又は異常があらわれた場合、服用を中止してください。)
・肝機能障害:発現頻度は不明ですが、自発報告や海外でのケースで認められています。
・その他の副作用

種類/頻度 頻度不明(※1) 1〜5%未満 1%未満
過敏症 そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)    
生殖器 睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)(※2) リビドー減退 勃起機能不全(※3)、射精障害(※3)、精液量減少
肝臓 AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇    
その他 乳房圧痛、乳房 肥大、抑うつ症 状、めまい    

(※1)自発報告あるいは海外において認められました。
(※2)プロペシアの服用中止後に、精液の質が正常化又は改善されたとの報告があります。
(※3)プロペシアの服用中止後も、症状が持続したとの報告があります。

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